事業用不動産 現地調査|岐阜県

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事業用不動産、商業不動産を中心に取り扱っております、エム・エフ・リースファクトリー株式会社です。借地権付き建物の売買物件を実際に見に行った際の経験を共有したいと思います。借地権付き物件は独特の特徴があり、その調査は特に重要です。このブログでは、物件確認で行ったステップと注意点を詳しくお伝えします。

ステップ1:事前準備
物件を見に行く前に、事前準備をしっかり行うことが大切です。

物件情報の収集:取引先である不動産業者から提供された物件情報を詳細に確認しました。所在地、建物の概要、借地権の内容などをしっかり把握しておきました。
チェックリストの作成:現地で確認すべきポイントをリストアップしました。建物の状態、周辺環境、法的事項などを含めました。
ステップ2:現地視察
次に、実際に物件を見に行きました。以下のポイントに注意しました。

建物の外観チェック:まず、建物の外観を確認しました。外壁の状態や屋根の劣化具合をチェックし、修繕が必要かどうかを判断しました。
周辺環境の確認:物件の周辺環境を確認しました。交通の便や近隣の施設、騒音レベルなど、生活や事業運営に影響を与える要素を評価しました。
内部の状態確認:建物内部を見学し、設備の状態をチェックしました。特に水回りや電気設備の劣化具合に注意しました。
ステップ3:借地権の確認
借地権付き物件ならではの重要ポイントもチェックしました。

借地契約の内容確認:現地で取引先不動産業者から、借地契約の詳細を確認しました。契約期間、更新条件、地代などを詳しく聞きました。
地主との関係:借地権物件の場合、地主との関係も重要です。後日地主との面談をセッティングし、今後の契約更新や条件変更の可能性について話し合います。
ステップ4:法的チェック
法的な問題がないかどうかを確認するために、以下の点に注意しました。

登記情報の確認:登記簿謄本を取得し、所有権や借地権の詳細を確認しました。特に抵当権や差押えがないかをチェックしました。
法的規制の確認:都市計画法や建築基準法など、関連する法的規制を確認し、物件がこれらに適合しているかを確認しました。
ステップ5:費用の見積もり
物件購入にかかる費用を詳細に見積もりました。

初期費用の確認:物件価格に加え、仲介手数料や登記費用などの初期費用を計算しました。
ランニングコストの見積もり:借地権付き物件の場合、地代が定期的に発生します。その他の維持費や修繕費も考慮しました。
ステップ6:最終判断
全ての情報を収集し、最終判断を行いました。

総合評価:物件の状態、周辺環境、法的リスク、費用などを総合的に評価しました。

まとめ
借地権付き建物の売買物件を見に行く際は、多くの注意点がありますが、しっかりと調査を行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。

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